httpsにしないと電子ブックが表示されない?常時SSLの設定と混在コンテンツの直し方【2026年版】

httpsにしないと電子ブックが表示されない?常時SSLの設定と混在コンテンツの直し方【2026年版】

本記事は、PDFをめくれる電子ブックに変換するツール「MEKURU(メクル)」の運営チームが執筆しています。レンタルサーバー各社の仕様やhttps・混在コンテンツの一般的な挙動については公式サイト等の一次情報をもとに記載しています(2026年8月時点)。

「電子ブックを自社サーバーに設置してクライアントに渡したのに、自社サイトに埋め込むと真っ白」「アドレスバーに『保護されていない通信』と出て、取引先から指摘された」——自社やクライアントのサーバーに電子ブックを置いたとき、いちばん多いつまずきがこの「https(SSL)まわり」です。原因の多くは、電子ブックそのものの不具合ではなく、設置先がhttpのままか、httpsとhttpが混ざっている(混在コンテンツ)ことにあります。

結論
– 表示されない・警告が出る主因は、設置先がhttpのままか、http/httpsの混在(混在コンテンツ)
– 直し方は「常時SSL」——サイト全体をhttpsにし、httpアクセスをhttpsへ転送する
– 多くのレンタルサーバーは無料SSLの発行と設定機能があり、有効化+.htaccessの転送で整う
– MEKURUのZIP設置版は自己完結ビューア同梱。作り直さなくても、置き場所をhttpsに統一すれば表示される

「知りたい!」を、めくって見つかる!ぼく、メクルンです。「常時SSL」って言葉はむずかしそうだけど、やることは2つだけ。サーバーの無料SSLをオンにして、httpで来た人をhttpsに送り直す——それだけなんだ。今日は電子ブックが正しく表示されるところまで、順番に案内するね!

この記事は、自社またはクライアントのサーバーに電子ブックを設置して納品する制作会社の方に向けて書いています。MEKURUで作った電子ブックをZIPで書き出し、レンタルサーバーに置いた状態を前提に説明します(設置手順そのものは後述の関連記事にまとめています)。

なぜhttpsにしないと電子ブックが表示されないのか

いまのブラウザは、httpsで表示しているページの中にhttpで読み込まれるファイル(画像・スクリプトなど)が混ざっていると、それを危険とみなして読み込みを止めます。これを混在コンテンツ(mixed content)といいます。止められたファイルが電子ブックの表示に必要なものだと、ページが真っ白になったり、一部だけ崩れて出たりします。

電子ブックが表示されないケースで多いのは、次の組み合わせです。

  • 自社サイト(https)に、httpの電子ブックをiframeで埋め込んだ … 親ページがhttps、中身がhttpなので、ブラウザが埋め込みをブロックして真っ白になる
  • 電子ブックのURLをhttpで開いている … ページは開けても「保護されていない通信」と表示され、納品先に不安を与える

ここで押さえておきたいのは、MEKURUのZIP設置版は自己完結ビューア同梱で、外部のhttpファイルを読み込みに行かない作りだという点です。つまり混在コンテンツの原因は電子ブックの中身ではなく、置き場所のサーバーがhttpsになっているか/埋め込み方がhttpsで揃っているかにあります。だから、ブックを作り直す必要はなく、置き場所をhttpsに統一すれば直ります。

まず、症状を切り分ける

作業に入る前に、いま起きている症状がどれかを確認すると回り道を防げます。

  • 自社サイトに埋め込むと真っ白 → 親ページがhttps・ブックがhttpの混在コンテンツ。ブックのURLをhttpsにする
  • URLを直接開くと「保護されていない通信」と出る → 設置先がhttp。サーバーのSSLを有効化し、常時SSLにする
  • httpsで開けるが、一部の画像だけ出ない → ページ内にhttpの読み込みが残っている。混在コンテンツの残りを探す

いずれも行き着く先は同じで、設置先を常時SSL(サイト全体をhttpsに統一)にすることで解決します。

ここ、勘違いしやすいポイント!「httpsのページに、httpのブックを埋め込む」——この“ちぐはぐ”がいちばん多い原因なんだ。親ページがhttpsなら、埋め込むブックのURLもhttpsに揃える。これを覚えておくと迷わないよ〜。

常時SSLを設定する手順

ここからが実際の作業です。電子ブックのフォルダがすでにサーバーに置いてある前提で、3ステップで進めます。

STEP1: サーバーの無料SSLを有効化する

まず、電子ブックを置いたサーバー(ドメイン)でSSLを有効にします。

  • 何をするか:契約しているレンタルサーバーの管理画面で、対象ドメインのSSL設定を開き、無料SSLを有効化する
  • どこを見るか:多くのレンタルサーバーには無料SSLを発行・設定する機能があり、対象ドメインを選んで有効化するだけで使えるようになります(メニュー名は各社で少し異なります)
  • 失敗したときどうなるか:有効化の直後は反映まで時間がかかることがあります。すぐhttpsで開けなくても、少し待ってから再確認してください

STEP2: httpをhttpsへ転送する(常時SSL化)

SSLを有効にしただけでは、http://… でアクセスした人はhttpのまま表示されてしまいます。httpで来たアクセスをhttpsへ自動で送り直す設定を入れて、はじめて「常時SSL」になります。Apache系のサーバーなら、公開フォルダの .htaccess に次のような記述を加えます。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
  • 何をするか:httpで来たアクセスを、同じURLのhttpsへ転送(リダイレクト)する
  • どこに置くか:サイトの公開用フォルダ(public_html など、名称はサーバーにより異なります)の .htaccess に追記します
  • 失敗したときどうなるか:多くのサーバーには管理画面に「常時SSL化」のスイッチが用意されています。手書きの .htaccess に不安があれば、そのスイッチを使うほうが確実です

STEP3: 電子ブックのURLをhttpsで開いて確認する

設定できたら、電子ブックの公開URLを https://… で開いて表示を確かめます。

  • 何をするか:ブックのURLをhttpsで開き、めくれるか・警告が消えたかを確認する
  • 確認すること:アドレスバーに鍵マークが出て、http://… で開いても自動でhttpsに切り替われば、常時SSLは成功です。自社サイトに埋め込んでいる場合は、埋め込み側の src も https://… になっているか見直します
  • 失敗したときどうなるか:httpsで開けるのに一部の画像だけ出ないときは、ページ内にhttpの読み込みが残っています。ブラウザの検証ツール(コンソール)に「mixed content」の警告が出るので、そこを手がかりに残りのhttpを探します

MEKURUのZIP設置版で気をつける点

置き場所をhttpsに統一すれば表示は直りますが、ZIP設置版ならではのポイントを補足します。

  • ブックの作り直しは不要:MEKURUのZIP設置版は自己完結ビューア同梱で、外部のhttpファイルを読み込まない作りです。混在コンテンツの原因はサーバー側や埋め込み方にあるため、設置先を常時SSLにするだけで直ります。ZIPを書き出し直す必要はありません
  • 設置版では「閲覧パスワード」と「公開/非公開の切り替え」が使えない:この2つはサーバー側の処理が必要なため、MEKURU上で公開したときだけ動く機能です。自社サーバーに置いたZIP設置版では動作しないので、閲覧制限はサーバーのBasic認証で、公開/非公開は設置ファイルの出し入れ(アップロード・削除)で代替します。常時SSLの設定とあわせて、納品前にこの2点の運用も決めておくと、クライアントとの認識のズレを防げます
  • GA4やリードフォームを使うなら、なおさらhttps:ZIP設置版で[ZIP版のアクセス解析(GA4)]に測定ID(G-で始まるID)を入れている場合や、リードフォームの送信先を設定している場合は、送信先が外部のサービスになります。設置先を常時SSLに揃えておくと、こうした外部連携も安定して扱えます
  • 公開期間との関係:MEKURUの買い切り(¥9,900/冊・税込)でMEKURU上に公開できる期間は1年間(延長は¥3,300/年)ですが、期限内にZIPで書き出して自社サーバーに置いたブックは、その後も設置先で公開し続けられます。常時SSLで設置しておけば、期間を気にせず自社ドメインで見せ続けられます

よくある質問

Q. httpsにしたのに「保護されていない通信」と出ます。なぜですか?
A. 2つの原因が考えられます。ひとつは混在コンテンツ——ページ内にhttpで読み込むファイルが残っているケース。もうひとつはhttpアクセスが転送されていないケースです。STEP2の常時SSL化(httpをhttpsへ転送)を入れ、残ったhttpの読み込みを探して差し替えてください。

Q. 電子ブックを作り直す必要はありますか?
A. いりません。MEKURUのZIP設置版は自己完結ビューア同梱で、外部のhttpファイルを読み込まない作りです。表示されない原因は置き場所や埋め込み方にあるため、設置先を常時SSLにするだけで直ります。

Q. 自社サイト(https)にiframeで埋め込んだら真っ白になりました。
A. 埋め込んだ電子ブックのURLがhttpだと、httpsの親ページでは混在コンテンツとしてブロックされます。ブックのURLもhttpsにし、iframeの src を https://… に直してください。

Q. SSLの設定やサーバー作業に自信がありません。任せられますか?
A. MEKURUには自社サーバーへのアップロード代行(¥11,000・税込)があります。ただし代行の対象はFTPでのファイル設置です。SSLの有効化自体はサーバー管理画面での操作(多くは無料SSLをオンにするだけ)なので、契約先サーバーの案内に沿って進めれば、専門知識がなくても設定できます。

まずは無料プランでPDFをアップして、めくれる電子ブックになるところまで試してみて! 納品用に自社サーバーへ置くときだけ買い切りでZIP書き出しして、設置先を常時SSLにすれば、httpsでもきちんと表示される形が作れるよ〜。

まとめ

  • 電子ブックが表示されない・「保護されていない通信」と出る主因は、設置先がhttpのままか、http/httpsの混在(混在コンテンツ)
  • 直し方は常時SSL——サーバーの無料SSLを有効化し、.htaccess(または管理画面のスイッチ)でhttpをhttpsへ転送する
  • 手順は「SSLを有効化 → httpをhttpsへ転送 → httpsで開いて確認」の3STEP
  • 埋め込みで使うなら「親もhttps、ブックもhttps」。片方がhttpだとブロックされる
  • MEKURUのZIP設置版は自己完結ビューア同梱なので、ブックの作り直しは不要。置き場所をhttpsに統一するだけで直る

まずは1冊、無料で試してみませんか?
MEKURUの無料プラン(1冊・100ページ・300MB/フッターにMEKURUのコピー表記あり)なら、登録してPDFをアップロードするだけで、めくれる電子ブックに自動変換されます。自社サーバーへ設置して納品する流れは、買い切り(¥9,900/冊・税込)でのZIP書き出しから始められます。
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関連記事
– 電子ブックを自社サーバーに設置する方法|ZIP書き出しから公開までの手順
– 電子ブックを自社サーバーで公開するおすすめレンタルサーバー3選




出典一覧

  1. MEKURU公式サイト — ZIP書き出し(買い切り・サブスクのみ/無料プラン非対応)・自己完結ビューア同梱・自社サーバー公開・買い切り料金/公開期間・アップロード代行
  2. MEKURU製品仕様(実装確認) — ZIP設置版はMEKURUと通信しない自己完結ビューアであること・ZIP版のアクセス解析(GA4測定ID)の埋め込み・ZIP設置版では閲覧パスワードと公開/非公開切替が非対応(サーバーのBasic認証・設置ファイルの出し入れで代替)
  3. HTTPS/混在コンテンツ(mixed content)の一般的なブラウザ挙動、およびApache系サーバーの .htaccess によるhttps転送(HTTP 301リダイレクト)の記述

※本記事の情報は2026年8月時点のものです。料金・仕様は変更される場合があります。レンタルサーバー各社のSSL設定機能の画面・メニュー名は改定される場合があるため、設定時は最新の管理画面をご確認ください。掲載内容は各サービスの公式サイト等の一次情報に基づいて記載しています。

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