制作会社が電子カタログで継続収益を作る方法|フロー型からストック型へ【2026年版】
本記事は、PDFをめくれる電子ブックに変換するツール「MEKURU(メクル)」の運営チームが執筆しています。他社ツールについては公式サイト等の一次情報をもとに記載しています(2026年7月時点)。
制作会社・Web制作者の悩みで多いのが、「毎月ゼロから受注し直す」フロー型ビジネスのしんどさです。制作費は一度きり。翌月にはまた新規案件を探す——この繰り返しだと、売上が安定しません。
そこで効くのが、電子カタログ・電子ブックを保守・更新込みで請け負い、継続収益(ストック収益)に変えるという考え方です。この記事では、その組み立て方を整理します。
結論
– 制作費だけで終わらせず、保守・更新をセットで請け負う
– ツール代をそのまま転嫁せず、保守メニューに組み込む
– 更新の多い案件はサブスクで複数クライアントを1契約にまとめ、更新の少ない案件は買い切り+スポット更新で組む
フロー型とストック型の違い
- フロー型:制作費を一度受け取って終わり。毎月、新規案件を探し続ける
- ストック型:保守・更新を月額で請け負い、契約が続く限り売上が積み上がる
電子カタログは、料金表・商品カタログ・メニューなど定期的に更新が発生するものが多く、ストック型と相性が良い商材です。「更新は任せてください」と言える体制を作れば、制作費に加えて継続収益が乗ります。
継続収益の組み立て方
1. サブスクを保守費に組み込む
MEKURUのサブスク(月額¥3,850〜・税込・スタンダード)は差し替え無制限・冊数無制限。これを保守の原価にして、保守費(月額)としてクライアントに請求します。更新対応の手間分を上乗せすれば、そのまま継続収益になります。
2. 複数クライアントを1契約でまとめる
サブスクは冊数無制限(合計ページ上限内)なので、複数クライアントの電子ブックを1つの契約でまとめて管理できます。原価を抑えつつ、各クライアントから保守費を受け取る形にすると利益率が上がります。
たとえば原価は月¥3,850のサブスク1契約のまま、5社分の保守を回すと、1社あたりの原価は実質¥1,100(¥3,850÷5社)まで下がります。ここに更新対応の手間分を保守費として上乗せすれば、契約社数が増えるほど1契約あたりの原価が薄まり、粗利が積み上がる構造です(対クライアントの保守費は案件により異なるため、ここでは原価配分の試算のみ)。
3. 買い切り+スポット更新で組む
更新頻度が低い案件は、買い切り(¥9,900/冊・税込)で納品し、更新が発生したときだけスポットで請け負う形も。買い切りは同一PDFの差し替えが6回まで対応です。
保守契約を提案するときのコツ
- 「更新のたびに都度見積もり」の面倒をなくす提案にする … 月額に含めることでクライアントも予算化しやすい
- 差し替えのスピードを売りにする … URLを変えずにPDFを差し替えられるので「即日更新」が価値になる
- 納品時に保守をセットで提案 … 制作の流れでそのまま保守契約につなげる
料金がすべて公開されているので、「原価がいくらで、保守費がいくら」と透明に説明できるのも、継続契約を取りやすいポイントです。
注意点
- MEKURUの買い切りはMEKURU上の公開期間が1年(延長¥3,300/年)。長期運用はサブスク、またはZIP設置での運用を提案
- ただしZIP設置版では、閲覧パスワード・公開/非公開の切替は使えません(サーバー処理が必要なためMEKURU上公開時のみ)。なお、リード獲得とアクセス解析(GA4)は、ブック設定で送信先URLと測定IDを登録すればZIP設置版でも使えます(受け取り先の作り方は製品マニュアルの「リード獲得」のページにまとめています)。ZIP版はGA・Search Console等の外部タグやBasic認証で代替します。クライアント報告用のアクセス解析やリード獲得を保守商品に含める場合は、この点を踏まえて提案してください
- サブスクは解約後に公開停止。解約前にZIPでバックアップしておくと安心
- 税表記はサービスにより異なります(MEKURUは税込)。見積もりに反映する際は必ず確認を
継続収益の土台を、まず1契約から。
MEKURUのサブスクは差し替え・冊数無制限(スタンダード=月額¥3,850・税込)。無料プラン(1冊・100ページ・300MB)で使い勝手を確認できます。
→ MEKURUを無料ではじめる
よくある質問
Q. 保守で継続収益にするならどのプランが向きますか?
A. サブスク(月額¥3,850〜・税込)が向きます。差し替え無制限・冊数無制限なので、複数クライアントの更新をまとめて請け負えます。
Q. 年払いはありますか?
A. スタンダードが年額¥38,500、プレミアムが年額¥77,000(いずれも税込)です。
Q. 解約したらクライアントの電子ブックはどうなりますか?
A. 公開が停止します。事前にZIPでダウンロードしてバックアップしておくことを推奨します。
Q. 更新の少ない単発案件はどうすべきですか?
A. 買い切り(¥9,900/冊・税込)で納品し、更新が発生したときだけスポットで請け負う形が向きます。
まとめ
- 「作って終わり」のフロー型から、保守・更新込みのストック型へ転換すると売上が安定する
- サブスク(月額¥3,850〜・税込・差し替え/冊数無制限)を保守費の原価にして、複数クライアントを1契約でまとめると利益率が上がる
- 更新の少ない案件は買い切り+スポット更新で組む
- 解約後は公開停止のため、ZIPバックアップと公開期間の説明をセットで
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出典一覧
- MEKURU公式サイト — サブスク(差し替え/冊数無制限)・買い切り・PDF差し替え・公開期間・解約後の扱い・ZIPバックアップ
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。料金・仕様は変更される場合があります。掲載内容は各サービスの公式サイト等の一次情報に基づいて記載しています。最新の料金・仕様は各公式サイトでご確認ください。